2016/10/15

ジブリの立体構造物展

先日、地元に帰った際に、再びこの美術館へ寄ってきました。



豊田市美術館にて「ジブリの立体構造物展」を開催しており、訪問した際はちびっ子たちの夏休み最後という日もあって、かなりの大混雑でした。



建物や風景など、映画の原点となっている場所や景色の写真やイラストが多数展示され、「千と千尋の神隠し」や「アルプスのハイジ」などなど、大きな動くオブジェもあり、皆ワクワクしながらじっくり見入っていました。

もう少し細かく感想を書く予定でしたが、この夏、PC買い換えにあたりトラブルに遭遇してしまい、なかなか更新することもできず、月日が経ってしまいましたので、さらりと書かせていただきました。




今回を含め、過去の作品インデックスは、YAHOOボックスに保管しております。
右メニューの自己紹介を参照ください。
 
混雑度:★★★★★(2016/08/31 12:30-
ジブリの立体構造物展
2016/07/15 2016/09/25 豊田市美術館
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2016/05/08

オルセー美術館・オランジュリー美術館所蔵 ルノワール展


今月は「オルセー美術館・オランジュリー美術館所蔵 ルノワール展」を見に行ってきました。珍しく朝から見に行こうと思い、会場にはかなり早く着いてしまったのですが、すでに長蛇の列・・さすがゴールデンウィーク!。ところが、前倒しで15分ほど早く開場となりまして、早速鑑賞させていただきました。 
 
 

作品点数は103点と写真が数点、油彩やブロンズ、素描などバラエティ豊かに展示されていました。全10章による構成。 

1章 印象派へ向かって
2「私は人物画家だ」:肖像画の制作
3 「風景画家の手技(メチエ)」
4章  現代生活を描く
5「絵の労働者」:ルノワールのデッサン
6章 子どもたち
7「花の絵のように美しい」
8「ピアノを弾く少女たち」の周辺
9章 身近な人たちの絵と肖像画
10章 裸婦、「芸術に不可欠な形式のひとつ」 

入場早々に出迎えてくれた作品は、「猫と少年」と「陽光の中の裸婦」。愛らしい猫を抱く少年の素肌は白く、まるで生気が感じられないのに対し、横に並べられた裸婦はふくよかで血色のいいルノワールらしさに満ちたもの。この対比的な作品から始まり、肖像画の章へと続いていきました。「ジョルジュ・アルトマン夫人」という作品、多数ある肖像画の中でも、室内における全身像の肖像画を初めて手掛けた作品とのこと。 

しばらく鑑賞していると、ついに「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」がお出迎え。特別扱いなのか、警備員が配置されていた。作品には、談笑する人々の幸福そうな表情、爽やかな風が感じられる木々の青とやさしい木漏れ日が描かれ、ダンスホールのメロディが聞こえてきそうだ。数点前に飾られていた「ぶらんこ」でもそうだが、ルノワールの描く青々と茂った木々とやさしい木漏れ日は、どこか平穏でのどかな日常を訴えてくる。 

その他、40年以上ぶりに来日した「田舎のダンス」と「都会のダンス」。2点が一緒に並べられ、両者を見比べられる。衣装の違いや質感、これも対比的で興味を引きます。作品群の途中、そして最後の方でルノワールが写った写真が並べられているが、一番最後の「アトリエで座るルノワール」の左手を見てもらいたい。人生の後半30年を関節リウマチと戦ったとあって、左手は痛々しく屈曲し、絵筆など握れるのかと疑問に思わせる。絵筆が握れなくなってからは、絵筆を手に持たせ紐でぐるぐる巻きにしてもらっていたという。病気の進行が止められず、苦痛に満ちた数十年を過ごしても、作品に対する愛情は木々の木漏れ日よりもずっとずっと暖かかった、熱いものだったのだろう。 

今回の展覧会、ルノワールだけでなく、ゴッホやベルト・モリゾ、アンリ・マティスやコローなどの作品もあり、見ごたえがありました。
 
 

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混雑度:★★★★☆(2016/05/04 9:50-
オルセー美術館・オランジュリー美術館所蔵 ルノワール展
2016/04/27 2016/08/22 国立新美術館
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2016/03/27

カラヴァッジヨ展


今年に入って2回目の美術展へ。国立西洋美術館で開催されている「カラヴァッジョ展」に行ってきました。この日、金曜日ということもあり、20時まで開館しているのを知って、仕事終わりで足を運びました。 
 
 

作品点数は51点と史料が数点、ほぼ油彩で占められていました。全7章による構成。

1    風俗画:占い、酒場、音楽
2    風俗画:五感
3    静物
4    肖像
5   
6    斬首
7    聖母と成人の新たな図像

作品群は、カラヴァッジョ11点と「カラヴァッジェスキ」と呼ばれる多くの追随者による作品で満ち溢れていました。レンブラントやジョルジュ・ド・ラ・トゥールもカラヴァッジオの影響を受けてきたといわれており、今回の展覧会ではラ・トゥールの作品も2点展示されていました。 

2章では「トカゲに噛まれる少年」が展示され、あまりに有名な作品でしたが、初めて拝見しました。ただ単に痛いという感覚を描き出しているのではなく、不安や恐れなど複雑に絡み合った感情を描いているようで。また、少年の描かれ方とは違って、周りの生物はかなり写実的。この対比的な描き方は意図してされたとか。トカゲに噛まれる少年の後には、カニに指を挟まれる少年が展示してあり、カラヴァッジョの影響なのか?挟まれることに流行があったのか?ほくそ笑む瞬間が。 

6章にはダヴィデとゴリアテを主題にした作品が数点並び、それぞれを比較すると、巨人ゴリアテの生首の大きさが作品ごとに全く違うのは面白いところ。第7章には世界初公開となる「法悦のマグダラのマリア」が展示され、青白く血の気の引けた表情と、スポットライトを当てたような光の効果による圧倒的な存在感には目を見張るものがありました。個人的に、真っ青な唇、そして顔の表情に見入ってしまいました。殺人を犯し、刑を逃れた地でこの作品を描いたということで、どのような心境がこの作品に込められたのか。 

その他、「エマオの晩餐」や「エッケ・ホモ」など、聖書を題材とした作品が展示され、言葉を借りるならば、「静謐で内省的な光の表現」が見るものによりストーリーを印象的に焼き付けるものなんだと感じました。
 
 

ボッティチェリ展につづき?顔はめパネルが置いてありました。ぜひお試しあれ。
 
 

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混雑度:★★☆☆☆(2016/03/25 18:30-
カラヴァッジョ展
2016/03/01 2016/06/12 国立西洋美術館
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2016/02/13

ボッティチェリ展


2016年、最初に足を運んだのは東京都美術館で開催されている「ボッティチェリ展」でした。昨年も、ボッティチェリの展覧会があったのですが、個人的にこの画風が好きで見に行ってしまいました。
 
 
 
作品点数は78点、油彩から素描、彫刻にメダルやタペストリーなどなど、非常にバラエティに富んだ展示で、全4章によって構成されていました。 

1                  ボッティチェリ時代のフィレンツェ
2                  フィリッポリッピ、ボッティチェリの師
3                  サンドロ・ボッティチェリ、人そして芸術家
4                  フィリッピーノ・リッピ、ボッティチェリの弟子からライバルへ 

作品群は、サンドロ・ボッティチェリの師匠、フィリッポリッピの作品をはじめ、ボッティチェリ本人、そして同じ工房のものによる作品、そしてフィリッポリッピの息子でありボッティチェリの弟子でもあるフィリッピーノ・リッピの作品で満載。 

入場早々に出迎えてくれた作品が、「ラーマ家の東方三博士の礼拝」。イタリア・ウフィツィ美術館で一度お目にかかって以来、久しぶりに鑑賞することができました。集団肖像画ともいえる(依頼主ラーマ家の人たちがたくさん描かれている)この作品で一番右端、凛々しい面持ちでこちらに視線を送っているのは、ボッティチェリ本人だとか。 

肖像画やギリシャ・ローマ神話から主題をとった作品もあるなかで、とりわけ聖母子の作品が多かった気がしますが・・そう、トンドと呼ばれる円形画も数多く見られました。初来日の「聖母子 書物の聖母」は、金箔や高価な具材として聞くラピスラズリ(青色)を贅沢に使っているそうですが、装飾性の高い繊細で緻密な描写が目を引きました。緻密な描写といえば、「アペレスの誹謗」も。誹謗中傷にあった人物の悲惨さを寓意的に描いたストーリー性のある作品で、画中に描かれる人物にはそれぞれどんな意味があるのか、詳細な解説が添えられていて、とても面白く見ることができました。 
 
 

作品脇に添えられている解説も数が多く、ほんとに見ごたえ十分な作品ばかりで、かなり満足のいく展覧会でした。期間限定で配布される、聖母子と洗礼者聖ヨハネが描かれた「栞」もゲットできてよかったです。 ボッティチェリの看板と一緒に写真を撮ることもできますよ!
 
 

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混雑度:★★★☆☆(2016/02/12 18:10-
ボッティチェリ展
2016/01/16 2016/04/03 東京都美術館
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2015/11/03

すごいぞ、これは!

美術館に足を運ぶのは、かなり久しぶりになってしまいました。

今回、埼玉県立近代美術館で開催されている「すごいぞ、これは!」展に行ってきました。
 
 

事前にどんな内容の展覧会なのか知らないで見に行ったのですが、作品は全て「障害者」の方達が手がけたものでした。障害者の優れたアート作品についての調査を行って、全国の美術館学芸員や美術の専門家が「すごい!」と推薦する12名のアーティストによる作品の数々。 
 
作品の中から気になったものが二つ。一つは西脇直毅さんの作品。マクロとミクロの両方を楽しめる作品で、遠目には草花をモチーフにした感じですが、じっくり近くによると、まさに一つ一つの細胞が小さい猫の顔をしているという、まさにすごい!と声が漏れてしまいます。もう一つの作品、しろさんの作品。作者は女性のようのなのですが、作品には学生時代の少年が描かれていて、「いじめ」による心痛がテーマ。いじめによって、どれだけ苦しい思いをしているのか、死にたいと思う心情が痛いくらい伝わってきます。 

他、派手なデコトラ模型やアーティスティックなマネキンなどなど展示
 
 

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混雑度:★★☆☆☆(2015/10/28 11:00-
すごいぞ、これは!

2015/09/19 2015/11/03 埼玉県立近代美術館
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2015/04/04

ボッティチェリとルネサンス フィレンツェの富と美


マグリット展の後、美術館をはしごして「ボッティチェリとルネサンス フィレンツェの富と美」を見に行ってきました。
 
 
作品点数は80点で、硬貨からテンペラ画、油彩、フレスコがなどなど。
7章による構成。

序章       富の源泉 フィオリーノ金貨
1    ボッティチェリの時代のフィレンツェ 繁栄する金融業と商業
2    旅と交易 拡大する世界
3    富めるフィレンツェ
4    フィレンツェにおける愛と結婚
5    銀行家と芸術家
6    メディチ家の凋落とボッティチェリの変容 

展示会内容等々については、諸事情につき割愛しました。 

 


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混雑度:★★★☆☆(2015/03/25 13:15-
ボッティチェリとルネサンス フィレンツェの富と美
2015/03/21 2015/06/28 Bunkamuraザ・ミュージアム
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マグリット展


20世紀美術の巨匠と言われたルネ・マグリットの13年ぶりの大回顧展に行ってきました。
 
 
油彩が大半を占め、資料として写真や楽譜、書籍などが展示されており、
作品点数は131点、資料は55点あまり。
 

展示会内容等々については、諸事情につき割愛しました。 


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混雑度:★★★☆☆(2015/03/25 10:10-
マグリット展
2015/03/25 2015/06/29 国立新美術館
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